礼記

薬を飲む時の注意点

『禮記』曲禮下第二には、薬を飲む際の原則が記されている。 君有疾飲藥,臣先嘗之;親有疾飲藥,子先嘗之。 醫不三世,不服其藥。 主君が薬を服用する際にはその臣下が問題ないかどうか確認し*1、親が薬を飲む際には子供が確認するという。そして医者が三代…

『禮記』月令篇について

『禮記』月令篇は毎月の出来事や動きについて記した篇である。この篇の著者は周公の作であると伝えられる一方、鄭玄はこの『禮記』月令篇は周公の作では無く、『明堂陰陽記』を起源とするものであると判断する。また、『禮記正義』の孔穎達は以下のように月…